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インフルエンザの家庭での予防——手洗い・咳エチケット・換気と湿度50〜60%、ワクチンは12月中旬まで

健康・美容2026年11月4日
インフルエンザの家庭での予防——手洗い・咳エチケット・換気と湿度50〜60%、ワクチンは12月中旬まで

インフルエンザは、例年12月から3月が流行のシーズンです。家庭でできる予防は、手洗い、咳エチケット、換気、湿度の管理、ワクチンの時期の確認です。厚生労働省のインフルエンザのページと、急性呼吸器感染症(ARI)に関するQ&Aに沿って、数字を確かめながらまとめます。

流行の時期と症状

厚生労働省の「インフルエンザ(総合ページ)」(厚生労働省)には、日本では例年12月から3月が流行シーズンだと書かれています。症状は、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身の倦怠感などが比較的急速に現れるのが特徴で、のどの痛み、鼻水、咳なども見られます。こどもではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力が低下している方では細菌による肺炎を伴うことがあり、重症化する場合があります。

予防の基本は、手洗いと咳エチケット

厚生労働省の「令和7年度 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A」(厚生労働省、令和7年12月19日版)には、次の内容が載っています。

  • 外出後の手洗い: 流水と石けんによる手洗いは、手指などの病原体を物理的に取り除くために有効。インフルエンザウイルスと新型コロナウイルスには、エタノール濃度80%前後のアルコール製剤による手指の衛生も効果がある
  • 咳エチケット: 咳やくしゃみが出ているときは、できるだけ不織布製のマスクを着ける。マスクがないときは、ティッシュや腕の内側で口と鼻を覆い、顔を他の人に向けない
  • 鼻水や痰のついたティッシュは、すぐにごみ箱に捨てる。手のひらで受けたときは、すぐに手を洗う

子どものマスクについて、Q&Aは、2歳未満の乳幼児は窒息や熱中症のリスクがあるため、着用は奨められていないとしています。子どもの着用は、すこやかな発育・発達の妨げにならないよう配慮することが重要とされています。

換気と湿度

同じQ&Aでは、季節を問わず十分な換気が重要とされています。窓を開けて換気するときは、対角線上にあるドアや窓を2か所開けると効果的です。冬は、暖房器具を使いながら、一方向の窓を少しだけ開けて、常時換気を確保する方が、室温の変化を抑えられると説明されています。2003年7月以降に着工された住宅には、常時換気設備(24時間換気システム)が設置されていて、常に動かしておくことが望ましいとされています。

湿度については、空気が乾燥すると気道粘膜の防御機能が低下するため、乾燥しやすい室内では、加湿器などで適切な湿度を保つことが効果的で、その目安は50〜60%と書かれています。加湿器を出す前の手入れは、加湿器を出す前にやることの記事にまとめています。窓の結露が気になるときは、窓の結露は朝の換気と拭き取りで減らすも参考になります。

ワクチンは12月中旬までが目安

インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低くする効果と、発症した場合の重症化を防ぐ効果が報告されています。Q&Aには、例年1月末から3月上旬に流行のピークを迎えるため、12月中旬までに接種を終えることが望ましいと書かれています。

定期接種の対象は、65歳以上の方と、60〜64歳で心臓、腎臓、呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活を極度に制限される方などです。対象になるかどうかは、住んでいる自治体の案内で確かめます。

かかったときに知っておくこと

厚生労働省のページには、抗インフルエンザウイルス薬を発症から48時間以内に飲み始めると、発熱の期間が通常1〜2日短くなると書かれています。症状が出てから48時間より後に飲み始めても、十分な効果は期待できないとされています。薬の使い方や受診のタイミングは、医師に相談します。救急車を呼ぶか迷うときの相談先は、救急車を呼ぶか迷うときの「Q助」と#7119の記事にまとめています。

まとめ

インフルエンザは例年12月から3月が流行期です。外出後は手を洗い、咳やくしゃみが出るときはマスクを着けるか、ティッシュや腕の内側で口と鼻を覆います。室内は換気しながら、湿度は50〜60%を目安に保ちます。ワクチンは、12月中旬までに接種を終えることが望ましいとされています。

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