子どもの写真は、意識せずに増えます。行事のたびに数百枚、日常でも毎日数枚。放っておくと数年で数万枚になり、見返さない状態になります。毎日整理する必要はありません。年に1度だけ手を入れる形にすると続きます。
枚数を減らすより、選ぶ
全部を残すか消すかで考えると手が止まります。やることは、残したい写真を選び出すことです。消すのは後回しで構いません。
選ぶ基準を先に決めます。表情が写っているもの、季節や場所が分かるもの、家族が一緒に写っているもの。この3つに当てはまるものを、別のアルバムに入れていきます。
- 連写した中から1枚だけ選ぶ
- 同じ構図が続くときは、前後の1枚を残して残りは触らない
- 手ぶれとピント外れは、その場で消す
置き場所を1か所に決める
写真が散らばる原因は、スマートフォン、パソコン、クラウド、SDカードに分かれて入っていることです。どこか1か所を本体と決めて、他はそこへ集めます。
クラウドを本体にするなら、容量の上限に注意します。無料の範囲を超えると、同期が止まって新しい写真が上がらなくなります。有料に切り替えるか、パソコンの外付けドライブを本体にするかを決めます。
バックアップは2か所
本体を決めたら、もう1か所に複製を置きます。クラウドと外付けドライブの組み合わせが分かりやすい形です。片方が壊れても、もう片方が残ります。
外付けドライブは、数年で寿命が来ます。買ってから5年を過ぎたら、新しいものへ移し替えます。移したあとに、実際に開けることを確かめます。
祖父母との共有
共有アルバムを作ると、送る手間がなくなります。招待した人だけが見られる形で、枚数を選んで入れられます。
公開範囲は必ず確認します。リンクを知っていれば誰でも見られる設定になっていることがあります。招待した相手だけに限定できるかを、共有する前に見ておきます。
形に残す
データのままだと見返しません。年に1度、その年の写真からアルバムを1冊作ると、家族で見る機会が生まれます。数十枚に絞ることになるため、選ぶ作業の目的にもなります。
プリントは、ネットの注文サービスなら1枚十数円から作れます。全部を印刷する必要はなく、選んだ分だけで十分です。
子ども自身に渡すことを考える
写真は、いずれ本人のものになります。子どもごとにフォルダを分けておくと、独立するときにそのまま渡せます。名前と年度でフォルダを作っておくだけで足ります。
動画も同じです。行事の動画は長くなりがちなので、見返す部分だけを切り出したものを別に残しておくと、あとから探しやすくなります。
年に1度、時期を決める
やる時期を決めておかないと、いつまでも始まりません。年末年始、進級の時期、誕生日のあたり。家の予定に合わせて1つ選び、毎年同じ時期にします。子どもに家事を任せるのと同じで、時期と手順が決まっている作業は続きます。
撮る枚数を少し減らす
整理を軽くする方法として、撮る段階で減らすやり方があります。行事では、同じ場面を連写せず、始まりと終わりに数枚ずつ撮ると決めておきます。
その場で見返す時間を1分取り、明らかに失敗したものを消すだけでも、後の作業がかなり減ります。
SNSに載せるときの範囲
子どもの写真を公開する範囲は、家庭ごとに決めておきます。制服や名札、家の前、学校名が分かるものは、写り込みに注意します。
公開したものは、後から消しても誰かの手元に残る可能性があります。迷うものは載せない、という基準にしておくと判断が早く済みます。
祖父母に渡す形を選ぶ
スマートフォンを使わない相手には、共有アルバムより印刷したものが届きます。年に数回、数枚だけプリントして送る形なら手間になりません。
デジタルフォトフレームを使う方法もあります。離れていても写真を送れるため、月に一度の連絡のきっかけになります。
まとめ
全部を整理しようとせず、残すものを選ぶ。置き場所を1か所に決めて、複製を2か所に持つ。年に1度アルバムを1冊作る。この3つだけで、写真は見返せる状態に保てます。





