日が短くなる秋は、子どもの寝る時間が少しずつ遅れやすい季節です。夕方が暗くなると外遊びが減り、体が疲れないまま夜を迎えます。寝る時間を早めようと寝室で声をかけるより、夕方からの段取りを変えるほうが、子どもは自然に眠くなります。
寝る時間を決めるのは朝
夜の眠気は、朝に光を浴びた時刻から始まる体内時計で決まります。休日に遅くまで寝ていると、その日の夜は眠くなるのも遅れます。平日と休日の起きる時間の差は、1時間以内に収めるのが目安です。
起きたらカーテンを開けて、部屋に朝の光を入れます。朝食をとることも、体に1日の始まりを知らせる合図になります。
夕方に体を動かす
日が暮れるのが早くなると、帰宅後に外で遊ぶ時間がなくなります。その分、体を動かす量が減り、夜になっても眠くなりません。
- 園や学校の帰りに、少し遠回りして歩く
- 休日は午前中に外で遊ぶ時間をつくる
- 室内でも、片づけや風呂掃除などのお手伝いで体を動かす
夕食後の激しい遊びは、かえって目がさえます。体を動かすのは夕方まで、夕食後は静かに過ごす、と分けるとよいでしょう。
夜の流れを毎日そろえる
夕食、入浴、歯みがき、着替え、絵本、と寝るまでの流れを毎日同じ順番にします。順番が決まっていると、子どもは流れの途中から寝る準備に入ります。
画面は寝る1時間前に終える
テレビやタブレットの明るい画面は、眠気を遠ざけます。終わりの時間を先に決めておき、時間が来たら終わる、をくり返します。急に取り上げるより、「この番組が終わったら」と区切りを予告するほうが、もめごとが少なくなります。
部屋を暗く、静かに
寝る30分前から、部屋の明かりを少し落とします。寝室は真っ暗が怖いという子もいるので、足元を照らす小さな明かりを使います。
大人の時間も守る
子どもが早く寝ると、大人の夜の時間も確保できます。育児中の自分の時間をつくる意味でも、寝かしつけの流れを整えることは役に立ちます。
まとめ
秋の寝る時間の遅れは、朝の光、夕方の運動、夜の決まった流れの3つで戻せます。いきなり1時間早めようとせず、15分ずつ前に寄せていくと、子どもも無理なく合わせられます。





