最近、「窓のリフォームで補助金がもらえる」という話を耳にした方も多いのではないでしょうか。国土交通省・経済産業省・環境省の3省が連携して実施している「住宅省エネキャンペーン」は、省エネリフォームへの補助が手厚く、毎年注目を集めている制度です。ただ、制度が複数あって「結局どれが使えるの?」と迷う方も少なくありません。この記事では、省エネリフォームの補助金制度のポイントをできるだけわかりやすく整理しました。
「住宅省エネキャンペーン」ってどんな仕組み?
住宅省エネキャンペーンは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、家庭の省エネを後押しするための補助金制度です。3つの省庁が連携していることが特徴で、窓の断熱、給湯器の交換、住宅全体の省エネ改修など、複数の事業をワンストップで利用できる仕組みになっています。
リフォームの場合、子育て世帯に限らず全世帯が対象になる事業も多く、「うちは対象外だろう」と思い込んで損をしているケースも意外とあります。まずは制度の全体像を把握しておきましょう。
国の制度をチェックしておこう
公的機関の見解
国土交通省は「住宅リフォームの支援制度」ページで、省エネリフォームに関する補助金、減税制度、融資制度をまとめて紹介しています。3省連携の住宅省エネキャンペーンのほか、長期優良住宅化リフォーム推進事業、耐震改修やバリアフリー改修への支援制度も掲載されており、複数の制度を組み合わせて活用することが推奨されています。
公的機関の見解
国土交通省が開設した「リフォーム支援制度まるわかりガイド」では、補助金は「国」と「地方自治体」の2つを確認すること、省エネリフォームへの支援が特に手厚いこと、長期にわたり良好な状態で住み続けるための支援制度にも注目することの3つがポイントとして示されています。
国の制度に加えて、自治体独自の補助金もあるので、お住まいの市区町村のホームページもあわせて確認しておくと、取りこぼしが減ります。
補助金を活用するために押さえたい3つのポイント
申請は「工事前」が原則
多くの補助金制度は工事着工前に申請が必要です。「工事が終わってから申請しよう」では手遅れになることがあるので、リフォームを検討し始めた段階で制度を調べておきましょう。申請手続きはリフォーム業者が代行してくれるケースが多いですが、対応可能な業者かどうかを事前に確認することが大切です。
補助金には予算上限がある
補助金制度は年度ごとに予算が設定されており、予算に達した時点で受付が終了します。人気の制度は早期に締め切られることもあるので、「もう少し様子を見よう」と先延ばしにすると機会を逃す可能性があります。申請受付期間と予算の執行状況はこまめにチェックしましょう。
減税制度との併用も検討する
補助金だけでなく、所得税や固定資産税の減税制度を併用できる場合があります。たとえば省エネリフォームを行った場合、ローンの有無に関わらず適用される「リフォーム促進税制」や、住宅ローンを利用した場合の「住宅ローン減税」が活用できる可能性があります。どちらが有利か、事前に試算しておきましょう。
よくある質問
窓だけのリフォームでも補助金は出る?
はい、内窓の設置や窓ガラスの交換など、窓の断熱リフォームに特化した補助事業が用意されています。手軽にできるリフォームとして人気が高く、毎年申し込みが集中する傾向があるため、早めの検討がおすすめです。
マンションでも使える?
専有部分のリフォーム(内窓の設置や給湯器の交換など)は補助対象になるケースが多いです。ただし、マンションの管理規約で工事内容に制限がある場合もあるので、管理組合への確認を忘れずに行いましょう。
複数の補助金を併用することはできる?
住宅省エネキャンペーンの中で複数の事業を組み合わせて利用できるケースがあります。ただし、同じ工事に対して国の補助金を二重で受けることはできません。組み合わせのルールは制度ごとに異なるため、リフォーム業者や各事業の公式サイトで確認してください。
まとめ
省エネリフォームの補助金制度は、知っているかどうかで数十万円単位の差が出ることもあります。「工事前に申請」「予算上限に注意」「減税との併用も検討」の3点を押さえておけば、制度をうまく活用できる可能性がぐっと高まります。
気になるリフォームがあれば、まずは国土交通省の支援制度ページを覗いてみてはいかがでしょうか。
コメント